こどものまち稲美2025

おもいで


≪第1回こども会議レポート≫

 

【ありのままの自分で たのしむこども会議】

 

 7月30日よりスタートした2025年子供店長たちによるこども会議。本年度は3年生から6年生28名の店長が集まりました。店長たちは学年も学校もバラバラ。今年はグループ申し込みではないので一人でこの場にやってきてくれた子もたくさんいます。

 

 緊張や楽しみが入り混じって少し静かな開始前の室内。この会議を進めてくださるかんくん(高砂キッズスペース)のまわりに少しずつ子供たちが集まります。今回の会議では、自己紹介シートを使って「どんなひとがいるのかな」と全員と話す自己紹介を行ったあと、みんなで町に必要なお店を考えていきました。主催のゆるりやさん(気のいいおとなたち)からは、周りの大人(スタッフ)に聞きながら、自分らしく、たのしく。ね。というメッセージが伝えられ、会議が始まります。

  

 今回の会議でこどもたちになにより楽しんでほしいのは“おみせづくり”。第一回はそのアイディアを出し合います。「こんなお店があったらいいな」をホワイトボードに貼っていくのですが、そこはさすが子供たち。次々とアイディアが浮かんできます。

 食べ物のお店、楽しむお店、ステージ、休憩する場所・・・

 まちのじゅうみんとして参加経験がある子たちからは、まえのこどものまちでこれが楽しかったよな!!と思い出を振り返る声も。

 

 「このアイディア詳しく説明してー。」

 「ふだんやったことのないもの、いいね」

 「逆の発想をしたのか、おもしろいね。」

と、かんくんといっしょにアイディアをひとつづつ拾いながら、これならできそうだな、とイメージを広げていきます。

 大人からは、ボールは固すぎるのはやめたほうがいいかな、とか、隠れる場所は決めておいたほうがいいね、とか、危険なことと、参加者の年齢ではできないことがあるよ、という具体例を提示します。

 話を聞きながら、子供たちが自ら必要だと思うものを選んでいきました。

 

 否定されることのない中で自由に提案できるこの空気がこども会議の魅力。こどもたちからの発言がどんどん増えていきます。  

 会議の最後にかんくんに“こどものまちいなみ”の魅力をおたずねしました。

 他地域でもこどものまち開催は行われていますが、いなみのこどものまちは、

 「居場所としてありのままの自分で過ごせる場所。」

 「こどもたちの”やりたい!”がどんどん膨らんでいく場所」だと。

 店長も、まちのじゅうみんもみんな、その温かな空気の中でまちをつくっていくのだということが、第一回の会議からも感じられました。

 

 会議のおわりに、「いっぱいしゃべるひとも、それを聞いてたのしかった、という人もいるよね。それぞれの過ごし方で、たのしくすごせたら、それでいいんだよ。」とゆるりやさんからのメッセージ。一人参加した子どもたちも最後には自分のやりたい気持ちと合う仲間を見つけ、いくつかのグループが出来上がっていました。店長一人一人が、楽しい、をベースに心地よい居場所を見つけていた第一回子ども会議。

 

 子どもたちのこれから生きていく社会の中で、この感覚を味わう経験をしていることは、とても安心できる心の土台になるのだろうなあと感じました。【ありのままでいい、そのままでいい、自分の「楽しい」を大切にしていい。そんな居場所がここにあったらいいな。】

 第二回の会議もたのしみです。


≪こどものまちレポート①≫  準備~スタートまで

 

 今年もこどものまち開幕!

 今年のまちは、どんなまち?

 

【町長と店長にインタビュー!】

  2025 こどものまち 今年のまちはどんなまちだと言えますか?

という質問に

  みんなが たのしめて みんなにとってわかりやすい そんなまちです。

と答えてくれたのは、今年のこども町長。これまでのまちの準備の会議についても、

 

 『準備している店長みんなが、とても楽しそうなんです』とこども町長が振り返るように、今年は『みんなにとっての楽しい!』を全力で表現するこどものまちいなみ。おすすめイベント“スタンプラリー”は、参加するみんなに、いろんなお店のいろんな楽しさを体験してほしいという思いで作りました!と、オープニングセレモニーでみんなに案内がありました。

 

 今年度は  こども店長による出店が14店舗  オトナプレゼンツ店舗が11店  全25店舗。

 

 店長たちに、インタビューすると『こんなことができるよ!』という内容と『始まる!ドキドキ!たのしみー!!』という気持ちを、みんなニコニコと教えてくれました。準備が間に合わなくっても、ギリギリになっても、試作がうまくいかず失敗しても、みんなとても楽しそう!

 

 いよいよスタートした10:30  たくさんの子供達が地図を片手に会場内を歩き回っていました。その顔は、初めて参加した子も、何度も何度も参加してくれるリピーターさんたちもみんなワクワクしていて。

 

 お仕事を予約しよう!いや、はじめにジュース!まず買い物!と それぞれが自分のしたいことを早速、楽しんでいました。

 

  応援してくれる気のいいオトナチームの社協さんから『ここではみんなの自由にやってみたらいいんだよ!』とお声がけがあったように みんな、自分のしたいことを次々と見つけていました。どうしよう?って思っても大丈夫。今年も気のいいたくさんのボランティアスタッフが、声をかけられるよう、会場内には控えています。

 歳の近い中学生ボランティアもたくさん。みなさんはどんなふうに子供の街で過ごすのでしょうか?

 


≪こどものまちレポート②≫

 

【こどものまちいなみ 2日目編】

土曜日よりかなり住民の多い2日目

日曜日こどものまちのスタートです。

 

店長さんたちの準備も昨日よりかなりスムーズ。

朝店長さんたちに、2日目だけど、なにか変えてみることはある?とインタビューすると、

『昨日休憩が遅くって、買いたいもの買えなかったから、休憩の時間を相談した。』

『住民に仕事を頼む人とお店の人の役割を決めた』

『今日は店長が2人だから、大丈夫ー!』

と、各店舗の店長たちは思い思いに2日目への思いを語ってくれました。

この日のオープニングセレモニーには、稲美町長と稲美町の教育長さんもご参加いただき、応援の言葉をかけていただきました。

 

2日目は最初から働くお店の予約も大盛況。

今年の住民は、低学年の子で初参加の子達もかなり多かったのですが、みんなちゃんと、お仕事を見つけて働いて、好きなものを買っていました!

遊びや、楽しい過ごし方、というと、与えられる経験もたくさん思いつきます。

でも、こうやって、自分で一歩踏み出して、自分で楽しいことを探す経験って、子ども達にとってはとっても大冒険でとっても大切だと思うのです。

ご飯を食べる時間も自分たちで決める。

やるお仕事も、自分で申し出る。

自分の小さな一歩をふみだせる、こどものまち。

 

そしてその周りにはいつでも支えてくれる大人達。

子供達のチャレンジと、それを見守る温かい雰囲気に、今年も心がほっこりしました。